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なぜ塩竈市にビジネススクールを作ろうと思ったのか?

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こんにちは! 塩釜BTCビジネススクールPrincipal(プリンシパル)の鈴木貴之(@shiogamabtc)です。

当記事ではどうして塩竈市にビジネススクールを作ろうと思ったのかについてお話をし行きたいと思います。

 

仙塩地域を復興させるカギは、普通のお店が儲けることにある

現在、塩竈市をはじめとする近隣地域(多賀城・利府・七ヶ浜)は観光にも力を入れていこうと行政がたくさんの施策を行っています。

「もっと観光で人を呼べるのではないか?」

そのような思いから、塩竈市では市税を使って案内看板を整理したり、または塩釜で塩釜ららしい産品を使ったお店をオープンすることで家賃を補助するという事業も行っています(シャッターオープン事業)。

しかし、そういう事業でお店をオープンしたとしても補助されている期間だけお店を経営し、それが終わると他のところに引っ越したり、または補助がなくなることでお店を継続できなくなったりしてせっかくオープンしたのになくなってしまうということが起きています。

他のところに引っ越すことに関しては、私はとやかく言いません。

なぜなら、事業の継続の為にはよりお客様に来てもらえるところ、家賃が少しでも安いところに移ることは経営上必要なことだからです。

そして、お店が補助なくしては立ちいかなくなるということに関しては、そもそもの経営計画が甘いところがあるとは思いますが、それでもダラダラと続けられる「補助(しかも税金)」が悪いと私は思っています。

観光で人を呼ぶのではなく、地域にある事業(人)が人を呼ぶ

私は観光に力を入れるよりもこちらの方が大事だと思っています。

つまり、観光地として塩竈市自体の魅力を高めることはもちろんやるべきだと思いますが、それ以上に「地域の日常的なモノ」、つまり「地域のお店・事業」が魅力的になることが大事だと私は考えています。

つまり、地域にある普通のお店が儲かることこそがさびれている地域を復興させるには大事なことではないかと思うのです。

新しいものを作ったり、古いものに光を当てることも大事でしょう。

しかし、地域で頑張っている人たちが儲けられるようになることの方が大事なのです。そうすることで、そのお店の人たちに金銭的な余裕が生まれ、そしてその余裕分を地域に落としていくことで地域経済はまわり始めます。

おととしまで数年間行っていた「2割増し商品券」事業なんかは、まさしく税金で無理やり経済を回そうとした例だと私は考えています。

でも、そうじゃなくて、そういうドーピング的な、一時的な2割ましではなくて、塩竈にあるお店・事業所が集客を学ぶことで常時利益を2割増しさせることが出来たら、そちらの方が地域経済に与える影響は大きいのでは? と私は考えました。

では実際にどうしたら良いのか? その考えを元に考えたのが、「塩釜BTCビジネススクール」なのです。

 

塩釜BTCビジネススクールで学べること

塩釜BTCビジネススクールは特にデジタル集客分野を中心とした「集客」に特化した内容の座学→実践ワークショップを提供していきます。

私は「集客」ができるお店はつぶれないと思っています。もちろん黒字倒産という例はありますが、キャッシュフローに注意して経営している限りは「集客ができるのにつぶれる」ということはありません。

キャッシュフローの問題を除けば、ほぼ100%お店がつぶれるのはお客様が来ないからです。

だから、お客様をいかに集めるか、ないしはいかに魅力的なお店になってお客様が来たいと思うようになるかは非常に重要な要素なのです。

それなのに、世の中には集客に直結しないフワッとした感じのセミナーや塾が多すぎます。

行政や半官半民のような組織が行っているセミナーはほとんどがそんな感じです。

日本の人口は2020年の1億2410万人から2060年の8674万人に減っていきます。つまり、日本の人口が2/3になる、それは言いかえれば日本の市場規模が2/3になるということなので、そういう中で何もしなければ自分のお店の売上もそれだけ下がるということです。

 

こういう時代においてはすべての事業が存続の危機に陥るでしょう。

しかし、市場規模が2/3になったからと言って、その人たちの消費欲が減るわけではありません。相変わらずどこかでお金を使うのです。

そういう時代では、いかにより喜んでお金を使ってもらうか? ということが大事になっていきます。

「集客とはテクニックだ」

と思っている人が世の中にはたくさんいますが、それだけではないのです。

いくらテクニックがあっても、そこに「喜んでお金を使いたい」と思うものがなければ人の興味を引き続けることはできません。

また、あなたの商品を買ったとしても、またはあなたのサービスを受けたとしてもその人の人生にとってプラスの価値を生み出すことが出来なければ、それもまた人が離れていく原因となるでしょう。

塩釜BTCビジネススクールでお伝えしたい「集客」とは、テクニック的な面もありつつ、むしろ本質はいかにして「顧客の人生を変えるか?」という観点からお店・事業の集客を作っていくかということなのです。

 

2019年4月から当スクールは本格的にスタートしていきます。

もう少々お待ちください。